

"エネーブ"の主張する床暖房の主要な中味
地球環境を守る京都議定書に依るとCO2の発生を化石燃料の消費量を減す事に依って達成しようとする方向が伺えます。
"エネーブ"はその代替エネルギーを開発したのではなく、民生的な直接人間生活やその他で使用する暖房の発熱の出力方法やその温度設定を根本的に変革したのです。その実質的な成果の評価を受け特許として認められたのです。その特許とは建築をする思想までをも変える程の開発の為、その成果をより高める方法として、幾つかの建築方法を付随的に考案しました。
その為、"エネーブ"の一連の技法に依らなければ同じ様な建築工法を使っても一定の室内環境と省エネルギー効果が上がらないのです。つまり発生熱原の温度制限及び熱発生量の抑制を考案したのですが、その温度制限とは一般的な床暖房装置と比べて暖房水の戻り管で40℃以上に対し "エネーブ"は往管で人間の体温より更に5℃程度低い、最高温度域で30℃程度の温水なのです。
又、熱発生量に関しても一般的な床暖房はコンクリート及モルタルを打設した場合それらの熱伝導率は1.6kcal/mh℃に対し、"エネーブ"は 0.2~0.3kcal/mh℃と、通常の床暖房に比べて極単に熱伝導率を下げているのです。従って一般的床暖房の仕様とは温度と熱伝導率で大きく異なり、全く異質なものである事が判断出来ると思います。今までそれらの通常と言われている発熱方法に全く反する熱の出し方に依って施工しますが、カロリー不足は心配する事は有りません。つまり簡単な事です。温水温度が25~30℃である事から、本当に寒ければ温水温度は85℃までは(通常の温水ボイラーであれば)上げる事がで出来るからです。が、しかしその様な対応をするのであれば開発や発明の意味が全く無くなってしまいます。従ってその必要性は無く、むしろ40℃以上の温水温度に上げてしまうと通常の床暖房装置では全く考えられない程、室内が熱くなり過ぎ大変不快になります。この事が大発見大発明と言われる由縁です。これらの事から"エネーブ"そのものは、通常の床暖房装置に比べて温水温度を絶対に上げ過ぎてはならない装置であり、人間に対して従来の温熱を取るという暖房方法や装置を根本的に熱発生メカニズムを替えた物と言い切れるのです。
この温水温度30℃以下(通常仕様に対して)及熱伝導率1/8~1/5という暖房方法は燃料消費量
の大革命をもたらすと同時に、建築の工法や使用不可能であった諸材料等の使用を可能にしました。

①床暖房を基本に考えた住宅の標準仕様
・全面低発熱床暖房布設及24時間運転を標準仕様とする。
・床下空間を持たない構造を出来る限り標準仕様とし、2F床下の駐車スペースや作業場等
ある場合の床下断熱は特殊仕様とする。
・上記に依る1F土間仕様は、布基礎(外断熱)+べた基礎+床下二重防湿シート張の仕様
を基準とする。
・外壁は外断熱+空気断熱層を標準仕様とする。
・窓は断熱サッシ及ガラスはペアーガラス空気層12m/mとするか二重サッシ・一部障子等
を標準仕様とする。
・内壁及天井内断熱は、構造とも"エネーブ"標準仕様とする。
・高断熱は標準仕様とし、高気密仕様は採用しない。
・換気は、吸排気型又は熱交換型とし、局所換気で出来る限り高い位置に取り付ける。
・屋根は断熱の上に通気層を設ける。
②一般的時代の要求及環境地域性からの住宅要素。
・高性能住宅(耐震・耐久・耐火)仕様
・全面床暖房敷設に依る、全面オープンスペースの確保、空間・間取りに殆ど制約が無く、
自由な設計が可能である。
・通気・通風・彩光は、ほぼ思いのままの設計を可能にする。
・有害物を含む建材及副資材は全面的に排除する。
・設計を含む企画に関しては、極力施主の要望を取り入れるが、専門的立場から提案、合意
型のプランニングとする。
・超低温式床暖房システムの為、建物や建材等にくるいが起きにくく、使用材料には殆ど
制限がない。
・その他総体的に施主の立場から地勢・自然・気象・健康・安全・省資源維持費の低減等を
基調とした設計施工を行う。